カートリッジベアリングを使ったヘッド組み立て

ヘッドの下側に入る部品は2つ。薄いゴム板のシールベアリング。使っているベアリングはシールされているのですから本来はグリスを塗らなくてもいいのですが、おまじないというか実際諸先輩のメンテナンス記事をwebで拝見するとシールの隙間から水分が入るのを防いでくれています。たっぷりとシールの上下に塗ります。で、下側にはぺらぺらのゴム板シールを貼り付けます。

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ヘッドチューブの上側に入る部品は下から順にベアリングトップシールコンプレッションリングです。コンプレッションリングはベアリングとコラムの間にくさびのように入っていくので上下関係で説明するのは適切でないかもしれません。組み付ける順番とでもいいますか。トップシールは組み付け作業的にも一番後でも大丈夫です。ベアリングのシール面には下側の時と同じようにたっぷりのグリスを塗った方がいいと思います。で、トップシールはグリスの粘着力で張り付く感じです。銀色の部品がアルミ合金製のコンプレッションリングです。

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その後の組み付け順は、円錐形のトップカバーを付けて、コラムスペーサーを付けて、ステムを入れて、トップキャップ、アジャスティングボルトです。

ジャスティングボルトの締め付けトルクは幾つかな? ちょっとググってみるかと・・・