順番が前後しますがフォークの抜き方です。
GIOS anticoは今時珍しいアヘッド(スレッドレスともいいます)の1インチ規格です。(最近のデフォルト規格は1と8分の1インチ;1-1/8とか表記法は色々。オーバーサイズとも言いますし・・・)
で、そもそも抜き方が分からなかった。アジャストボルトを緩めてトップキャップを取ったり、ステムを抜いたりするところまでは分かったが、それだけでフォーク(というかコラムが)抜けると思い込んでいた。
yahoo!知恵袋にも上記のような手順を説いている人物が複数いますが、それは少数の状態と思われます。
http://www.geocities.jp/taka_laboratory/20050820-bicycle-Head/bicycle-head.html とかアヘッドに関してかなり多くのサイトが参考になりませんでした。現在多数派のコンプレッションリングを有している部品構成は下の図です。
正しくは↓この図。
上ワン押さえの更に上(と言う表現でもあるし内側とも言えます)にコンプレッションリングという円形のくさびが食い込んでいてこれを外さないとフォークは重力だけでは外れません。
GIOS anticoの場合は樹脂製でした。
しかし、早速やってしまいました!
コンプレッションリングを取るべくマイナスドライバーでゴジゴジとこじったら樹脂が蛾眉蛾眉に変形してしまいました。で、ゴムハンマーでコラムのてっぺんを超ちからを入れて10回ぐらいぶん殴ったらこんな感じに緩むというかズレるというか、コンプレッションリングの分離に成功。(金槌でたたくべきではありません。)
これでフォーク(コラム)が抜けます。