しか～し、パールロードに入ったところで大トラブル発生です。リアの変速ワイヤが切れました。
実は予兆はありました。前日、変速がスムーズでないので結構本格的に調整をしました。ワイヤの張りとハイ側とロー側の調整をしました。がその時点で全然変速がまともにできないのでワイヤのささくれができているのは推測できました。南伊勢の大会が終わったら交換しようと楽観してました。運命とはこういうのもなのでしょう。
フロント変速は生きているけど、フロント インナー×リア トップは、予想通り力をかけるとガ・ガ・ガと歯飛びして高価なSRAMレッドのトップギアがあっと言う間に削れてしまいそうな音がパールロードの激坂に響きます。アウター縛りは聞いたことありますが、トップギア縛りは漢（おとこ）です。立ち漕ぎしまくりです。残り５０ｋｍすべてトップギアです。
パールロードはまだ足が残っていたので実は余裕のトップギア縛り。足を着きそうになったのは近鉄線と並行して走る山の中の区間。雨はザンザン降るし、乳酸は溜まるし、足の筋肉だけでなく腕もいっぱいで、掌の皮も剥けそうになりました。
しかし予想外の効果ですが立ち漕ぎ縛りは速いです。ガ・ガ・ガと音を立てていたら心配して止まってくれた人がいましたが、トップギアだと速くしか走れないので、ほんと申し訳なかったですがドーンと先に行ってしまいました。大人げない感じですが仕方なかったんです。
で、近鉄線と分かれて勾配が楽になってから順位を２つ上げました。ゆるゆると抜くのではなく、ズバッとビュンと抜いちゃいました。ゆっくり走れないって何だか凄い！
結果5時間7分で、ロングの部5位。
